歯ぎしりやくいしばりなどをされている方は以外と多いと思います。
私も10代後半より自覚するようになりました。
歯ぎしりやくいしばりなどの習癖をブラキシズムと言います。
なぜブラキシズムをするのでしょうか?
今現在、原因は不明ですが、一般的にストレスが原因と言われています。
ストレス解消の一つとして、ブラキシズムをしている?
おそらく一部正解と思われます。
歯の根の周囲には、歯根膜と言ってクッションとなっている組織があります。
歯根膜は咬むとわずかに沈み、その情報が脳に伝達され「咬んでいる」
ことを自覚します。
(余談ですが、インプラントにはこの歯根膜がないため、厳密には自分の歯と
咬む感覚が違います。)
ブラキシズムをする時は、この「咬む」「咬みしめる」という行為を頻繁に
しますが、最初は弱い力のものが時間とともにエスカレートして、
普段咬む力の約3倍くらいの力までかかると言われています。
他の人がブラキシズムをしているのを聞いた事がある方は、ものすごい音に
ビックリすることと思います。
このくらいの力を毎日のように長時間行っていると、誰でも想像できるように
歯はもちろん筋肉、関節など周囲の組織に大ダメージを与えます。
ブラキシズムをする習慣のある方は、顎が痛い、歯がしみる、顎関節がパキパキ
音がする、歯が欠ける・折れる、歯周病が治らない、肩こりがひどい・・・
などの症状を訴える方が多いです。
起きている時のブラキシズムは、意識して自覚していただくとある程度予防できます。
しかし、寝ている時の行為は難しいです。
マウスピースなどで予防するしかありません。
(自己暗示法もありますが、結構難しいです)
歯を失ってしまう原因は、虫歯と歯周病が多いですが、この虫歯と歯周病を
悪化させる原因が、このブラキシズムと考えられています。
自覚されている方はもちろん、自覚されていなくても上記のような症状が
ある方は、ぜひ予防のための治療を受けましょう。
コメントする